[オーストラリア]王立委員会がオミクロンへの対応に懸念を表明

[オーストラリア]王立委員会がオミクロンへの対応に懸念を表明

 2022年2月17日、「障害者の暴力、虐待、無視、搾取に関する王立委員会(Royal Commission into Violence, Abuse, Neglect and Exploitation of People with Disability)」は、オミクロン株によるパンデミックが障害者に与えている重大な影響について懸念の声明を発表しました。
 同委員会は、以前2020年3月にCOVID-19パンデミックが障害者に及ぼす影響について懸念を表明し、オーストラリア政府に対し、パンデミック中の障害者の安全、健康、幸福を確保するために必要な措置を講じるように求めていました。
 また、その後も公聴会を開催したり、その報告書を公表しオーストラリア政府に勧告を行ったりしてきました。今回もそれらに引き続いて懸念を表明しました。
 今回の公表で特に懸念された10の領域は以下のとおりです。
①障害のある人々に対する全体的な優先度の低さとそれらの人々の健康と福祉への配慮の欠如は、制度的な準備不足とサービス調整の欠如を示している。
②障害のあるすべての人々の予防接種率、感染率及び死亡率における一般の人々とのギャップと報告。
③障害のある人々と地域の支援労働者への予防接種やブースター接種のレベルの低さ。
④スタッフの自宅待機、感染の恐れ、検査不足による障害者サービスおよびエッセンシャルサービスの深刻な混乱。
⑤医療システムに殺到するにつれて、基本的な医療サービスへのアクセスと医療提供への不安。新たに承認された抗ウイルス薬の提供。
⑥機器(迅速な抗原検査、PCRテスト、個人用保護具)、および、効果的な感染予防とコントロールのためのサポートとガイダンスの不足。アクセシブルな検査ツールと公衆衛生情報の欠如、一部の障害者のための通訳サービス。
⑦在宅でのCOVID-19の管理。
⑧パンデミックへの対応の段階を知らせるための適切かつ意味のあるガイダンスの欠如。
⑨長期間の自宅で保護、基本的なニーズを満たすために重要なサポートを提供する人々からの潜在的な感染の不安と、逆にこれらの重要なサービスの欠如に対する恐怖と孤立。
⑩閉鎖的な住宅地における公的および民間の監視メカニズムの喪失による、暴力、虐待、無視、搾取のリスクの高まり。
 詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
https://disability.royalcommission.gov.au/publications/statement-ongoing-concern-impact-and-responses-omicron-wave-covid-19-pandemic-people-disability
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