国際セミナー 西太平洋地域の各国におけるリハビリテーションの発展と課題 -WHO障害に関する世界報告書-
1 趣 旨
障害がある人々に関する世界的な視野に立った分析と提言を行うことを目的としてWHO(世界保健機関)は2011年に障害に関する世界報告書World Report on Disabilityを発行しました。この報告書は国連の障害者権利条約(2008年)の実施を促進することを目指しているものです。
世界報告書の中で、“リハビリテーション”は、障害がある人々が教育、労働、市民としての生活に参加するために重要であり、リハビリテーションによって障害がある人々とその家族が社会で生きる力をつけることになると述べています。
本セミナーでは、①WHOが考えるリハビリテーションについてWHOの専門家による講演、②西太平洋地域の各国でリハビリテーションに関わっている方々による自国におけるリハビリテーションの発展と課題の発表、③ディスカッションを通じて、障害がある人々が必要なリハビリテーションにアクセスできるようにするための課題を探ります。
2 開催日時:平成29年2月18日(土)12:30~17:00
3 会 場:東京国際フォーラム ホールD7(東京都千代田区丸の内3-5-1)
http://www.t-i-forum.co.jp/user/facilities/d7/ 4 主 催:国立障害者リハビリテーションセンター
(障害の予防とリハビリテーションに関するWHO指定研究協力センター)
5 使用言語:日本語及び英語(日英同時通訳)、要約筆記、手話通訳
6 定 員:120名(車いすご使用の方の参加人数によって定員変更の可能性
がありますことをご了承ください)
7 参加費:無料
8 申し込み:別紙参加申込書をFAXまたはメール添付でお送りください。
メールの場合は本文に必要事項を記載していただいても結構です。
申し込み締め切りは、2月3日(金)です。
但し、会場が満席になり次第締め切らせていただきます。
9 連絡先:事務局 国立障害者リハビリテーションセンター
企画課国際協力室 園田、長根、千田
TEL 04-2995-3100(内2148、2149、2150) FAX 04-2995-3661
E-mail whoclbc@rehab.go.jp
住所 359-8555 埼玉県所沢市並木4-1
プログラム
11:30~12:30 受付
12:30~12:35 開会挨拶 飛松好子 国立障害者リハビリテーションセンター総長
12:40~13:10 基調講演 「Me Again‐西太平洋地域におけるリハビリテーション‐」 Darryl Barrett WHO西太平洋地域事務局テクニカルリード
13:15~15:40 発 表
1.「障害にとらわれずに生きる取組み」Josephine R.Bundoc フィリピン大学総合病院リハビリテーション部コンサルタント(フィリピン)
2.「“セルフマネージメントプログラム”が香港のリハビリテーションにもたらしたもの」Peter King-Kong Poon 香港リハビリテーション協会副会長(香港)
3.「中国におけるリハビリテーション施設の発展と中国リハビリテーション研究センターの取組み」Limin Liao 中国リハビリテーション研究センター泌尿器科部長(中国)
14:20~14:30 休憩
4.「韓国における障害とリハビリテーション-現在、そして我々が向かうところ-」Boram Lee 韓国国立リハビリテーションセンター保健・リハビリテー ション部門医療長(韓国)
5.「横浜市における在宅リハビリテーション:今までの30年、これからの10年」 高岡 徹 横浜市総合リハビリテーションセンター副センター長
6.「日本における障害者の実態とリハビリテーションの課題」 飛松好子 国立障害者リハビリテーションセンター総長
15:40~15:55 休憩
15:55~16:55 ディスカッション・質疑応答
16:55~17:00 閉会挨拶 飯島 節 国立障害者リハビリテーションセンター
自立支援局長
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