リハ協ブログ 情報

[オーストラリア]アクセシブルなアルペン・ベースが完成

 2018年6月8日、ビクトリア州のフォールズ・クリークにオーストラリアで初めてのウインタースポーツのアクセシブルな拠点ができました。この施設の名称は、ホーマンズ・ギャップ・アルペン・アクセシブル宿泊センター(Howmans Gap Alpine Accessible Accommodation Centre)で、YMCAビクトリア、ビクトリア政府、および、障害者ウインタースポーツオーストラリア(Disabled Wintersport Australia (DWA).)の共同事業として行完成しました。
 建設費は、379万オーストラリアドルで、174人まで利用できます。障害者もウインタースポーツを楽しめる施設として、また、障害者ウインタースポーツの練習場所として活用されることが期待されています。
 同センターは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
http://www.camps.ymca.org.au/locate/howmans-gap.html

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[ナイジェリア]400万人の視覚障害者が生活

 ガーディアン紙(2018年6月30日3:00am)によれば、ナイジェリアの保健大臣アイザック・アデウォール(Isaac Adewole)氏は、ナイジェリア検眼医協会の第47回年次総会および第50回記念大会の開会式で演説し、ナイジェリアには、100万人の全盲者に加えて300万人の視覚障害者がいて、その障害の多くは、予防可能か治療可能であり、同協会の専門医に対して緊急に対応してくれることを求めました。
 ナイジェリアでは、世界保健機関のユニバーサル・アイ・ヘルスの枠組みに沿って、ナショナル・アイ・ヘルス2014を作成したとのことで、それに対する協力を求めてものです。
 詳しくは、次のサイトをご覧ください。(寺島)
https://guardian.ng/news/fg-tasks-optometrists-to-reduce-rate-of-avoidable-blindness/
 

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[カナダ]ブリティッシュ・コロンビア州でインシュリン・ポンプの対象を全年齢に拡大

 カナダ・ブリティッシュ・コロンビア州政府によれば、2018年7月3日から1型糖尿病患者を中心にインシュリン・ポンプを必要とする人にそれを給付することにしたそうです。
 それまでは、25歳までの1型糖尿病患者にはポンプを給付されていたのですが、インシュリン・ポンプの使用には、年間6,000から7,000カナダドルほどかかるとのことで、25歳になると自費で支払うか、インスリン注射にもどるかしていたそうです。今回の制度改正により、年齢制限なく給付されるとのことです。
 ブリティッシュ・コロンビア州には485,000人の糖尿病患者がいて、そのうち、ポンプを必要としている25歳以上の患者は830人で、その人たちが恩恵をうけるとのことです。これにより、カナダでは3州で年齢制限が撤廃されたことになるとのことです。
 詳しいことは、下のブリティッシュ・コロンビア州政府のサイトをご覧ください。
 https://news.gov.bc.ca/releases/2018HLTH0060-001168
 なお、インシュリン・ポンプは、腹部のベルトにつける携帯型の装置で、装置から伸びた注射針が腹部にささっていて、一定時間にインシュリンを注射します。インシュリンがまったく出ていない1型糖尿病患者にとっては画期的な装置です。最近は、コンピュータとセンシング技術の進歩により、血糖値の表示を見てインシュリンを注入することができるようになっていたり、また、機械が血糖値を測定して、低血糖になりそうなときには、自動でインシュリン注入が中止されるインテリジェントタイプのものも販売されています。また、今後、高血糖になると自動的にインシュリンが注入されるポンプも発売される予定であるといわれています。(寺島)

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[英国]オフコムがラジオ放送局のマイノリティーの雇用状況を調査

 英国の独立通信監視機関であるオフコム(Ofcom)は、2018年6月13日、「ラジオにおける多様性と機会均等(Diversity and equal opportunities in radio)」というレポートを公表しました。
 このレポートには、20人を超える従業員を雇用している16の組織を調査した結果が収録されています。この組織には、BBC、Baucer、Globalという3大ラジオ局も含まれています。
 調査では、民族、障害者、女性というマイノリティーの雇用状況を調査しています。、
 その結果、障害者に関しては、調査対象の1/3が障害について問うていないために、ラジオ産業の38%においては障害者についてのデータが得られない、自分は障害があると答えた従業員の割合は5%にとどまる、BBCの従業員の障害者の割合は8%である、民間企業の場合は1%であるというような報告がなされています。
 レポートは下のサイトで読むことができます。(寺島)
https://www.ofcom.org.uk/__data/assets/pdf_file/0021/114861/Diversity-in-Radio-2018-Methodology.pdf

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[米国]ビッツバーグ市が障害者等に対する無料の芝刈りサービス開始

 ペンシルベニア州ピッツバーグ市は、7月から「シティ・カッツ(City Cuts)」と名付けた無料の芝刈りサービスを開始します。自宅の庭の芝生を自分で刈ることができない人に対して、市が無料で芝刈りをしてくれるというサービスです。対象は、62歳以上の高齢者、退役軍人、障害者のピッツバーグ市民です。昨年、テレサ・カイル・スミス(Theresa Kail-Smith)市会議員が提出し成立した条例に基づくもので、市は15万ドルをを予算化しました。月に2回の頻度で、7月中旬から10月中旬まで芝刈りをしてくれます。
 サービスの申請は、オンライン、電話、地域の図書館で、申し込み順で受け付けています。
 日本でいえば、雪かきに相当するものでしょうか。
 詳しいことは、ピッツバーグ市の下のサイトをご覧ください。(寺島)
 http://pittsburghpa.gov/citycuts/#close

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[アプリ]高齢者および障害者のための人道的インクルージョン基準がアプリに

 アジアをはじめ途上国での障害者支援実践団体として注目されている国際NGOのCBM(旧Christian Blind Mission)は、「高齢者および障害者のための人道的インクルージョン基準(Humanitarian Inclusion Standards for older people and people with disabilities)」を2018年2月に作成しましたが、今回、人道支援基準パートナーシップ(Humanitarian Standards Partnership:HSP)の一員となったとのことです。
 人道支援基準パートナーシップは、人道原則と人権に基づき、権利ベースのアプローチを共有し、協議と合意により発展した連合体で、何千人もの世界の人道支援の専門家の経験と学習のなかから、危機に陥った人びとが尊厳をもって生活できることを支援する人道支援の活動におけるさまざまな基準を示しています。
 人道支援基準パートナーシップは、ユーザーフレンドリーな形で人道支援基準を読むことのできるスマートホンのアプリ(HSPapp)を開発していて、無料で提供しています。現状では、水道・衛生、避難所、食料安全・栄養、健康、児童保護、経済回復、教育、家畜、市場分析の9つの分野の人道支援基準が集められています。
 「高齢者および障害者のための人道的インクルージョン基準」は、今後、数か月かけて、これらの基準に追加されるそうです。
 「高齢者および障害者のための人道的インクルージョン基準」は、下のサイトで読むことができます。
https://www.cbm.org/Humanitarian-Inclusion-Standards--535440.php
 また、HSPappは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
http://humanitarianstandardspartnership.org/Launch

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[英国]知的障害週間2018のテーマは健康

 英国のチャリティ団体メンキャップ(mencap)が毎年6月に主催している知的障害週間(Learning Disability Week)、今年は、6月18日から24日に開催されました。2018年のテーマは健康で、キャンペーンのタイトルは「よく診てください(Treat me well)」です。
 メンキャップの調査によれば、適切に医療が提供されていれば、避けられるにもかかわらず、毎年1,200人の知的障害者が病院で亡くなっているとのことです。そこで、今回の知的障害週間では、NHSの医療関係者に対して、知的障害者が理解できるように医療情報をやさしく説明するという簡単な合理的調整(reasonable adjustments)をしてくれるように求めています。
 調査報告書は、下のサイトで見ることができます。(寺島)
https://www.mencap.org.uk/get-involved/campaign-mencap/current-campaigns/treat-me-well

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[米国]議員メンバーがウェブサイトのアクセシビリティー訴訟の流れを止める措置を促す手紙を司法長官に送付

 テッド・バッド(Ted Budd)議員とJ.ルイス・コレア(J. Luis Correa)議員が率いる103人の下院議員超党派議員連盟は、ADAタイトルⅢを根拠に民事訴訟が増えていることに対して、ジェフセッションズ(Jeff Sessions)司法長官に改善を求める手紙を2018年6月18日付で送りました。
 その手紙によれば、近年、インターネットの発達に伴い、ウェブサイトがアクセシブルでなく、ADAに違反しているとして、民間人が企業を訴える判例が増えていおり、それが、全米の企業の脅威になっている。多くの訴訟は、金銭目当てで、ウェブサイトのアクセシビリティの向上につながっていない。カルフォルニア中央地方裁判所におけるドミノピザ対ロべルズ判決で指摘されたように、司法省は、ウェブサイトのアクセシビリティに関する明確な指針を作成すべきであるとしています。
 手紙は、下のサイトにあります。(寺島)
https://www.adatitleiii.com/wp-content/uploads/sites/121/2018/06/ADA-Final-003.pdf

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[EU]加盟国に対して権利擁護のための強力な機関の設置を勧告

 2018年6月22日、欧州委員会(EC)は、加盟各国に対して、EU市民を守り差別と闘う強力な平等機関の設置を加盟各国に求めました。
 すでに、平等指令(Equality Directives)と呼ばれる一連のEU指令は、加盟国に対して1つ以上の平等機関を設置して、性別、人種、民族、宗教、信念、障害、年齢、性的嗜好などあらゆる差別についてモニタリングと分析を行い、すべての国民の平等な待遇を保護・推進することを求めています。今回の勧告は、これらの指令の実施を求めたものです。
 委員会は、各国の平等機関について次のような施策の実施を勧告しています。
 より高い独立性:制度的にも予算的にも独立性を確保し、利益の衝突なくスタッフが証拠や情報を収集できること。
 法的な支援:平等機関は、訴えた個人または組織に対して、法律的な支援を行い、裁判においてそれら人々を代理することができるようにすること。
 十分な資源とスタッフ:平等機関に対して必要な人的、技術的、財政的資源とインフラを確保すること。
 効果的な調整と協力:各国の平等機関が適切な連絡がとれるように必要な条件を整えること。
 副委員長のFrans Timmermans氏は、「平等は、EUが創られた重要な価値観の一つであるが、それは与えられたものではない。我々は、良い法律と独立した強力な平等機関により差別に直面している人々が不正を正し、我々の基本的な原理と価値を守らなければならない」としています。
 詳しくは、下のEUのサイトをご覧ください。(寺島)
 http://europa.eu/rapid/press-release_IP-18-4000_en.htm

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[米国]ADAナショナル・ネットワーク

 ADAナショナル・ネットワーク(ADA National Network)は、1990年に障害をもつアメリカ人法(Americans with Disabilities Act:ADA)が成立した翌年の1991年からサービスを開始しています。もともと、教育省の予算でつくられました。全米に10か所のADAセンターがあり、それぞれのセンターでは、ADAの施行に伴うさまざまな相談、情報提供、訓練を行っています。例えば、アクセシブルな情報を作成する技術、教育における配慮、アクセシブルな建築設計、雇用における配慮、アクセシブルな医療、災害への対応、法律などに関する関連情報や相談をおこなったり、希望に応じて、出張講座なども実施しています。
 また、そのウェブサイトには、ADAに関連するさまざまな情報が満載です。上に述べたような情報は当然のこととして、たくさんのウェビナーやeラーニングも用意されています。各地のADAセンターが分担してウェブページを運営管理しています。
 ADAについて調べる必要があるときは、このサイトが便利です。URLは下のとおりです。(寺島)
https://adata.org/

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[カナダ]政府がアクセシブル・カナダ法案について議会で説明

 カナダ政府によれば、カースティー・ダンカン・カナダ科学大臣(The Honourable Kirsty Duncan, Minister of Science of Canada)が、2018年6月20日、新しく提案するアクセシブル・カナダ法案について議会で説明したとのことです。
 アクセシブル・カナダ法案は、建築物、雇用、情報、商品・サービスの調達・配達、公共交通など非常に広範な領域のアクセシビリティーを確保するための連邦法で、カナダ政府は、過去30年で最も重要な法律であるとしています。
 この法律案作成にあたって、カナダ政府は2016年から、特別な機関を開設して、実態調査をしたり、障害者団体から意見を聞いたり、Facebookを開設してカナダ国民から広く意見を求めたりとかなり周到に準備を進めてきたものです。2017年7月には、その結果をまとめたレポートを作成しています。
 カナダ政府は、この法案の成立にかなり力をいれているとのことで、今後6年間に2億9000万ドルの予算をつけるとしています。
 政府の本件に関するニュースは、下のサイトにあります。
https://www.canada.ca/en/employment-social-development/news/2018/06/minister-duncan-introduces-the-proposed-accessible-canada-act.html
 カースティー・ダンカン・カナダ科学大臣のtwitterやfacebookには、報告のビデオなどがupされています。
ttps://twitter.com/kirstyduncanmp
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1701349259920367&id=350382518350388
 また、レポートは、下のサイトで見られます。カナダの障害者の雇用状況など興味深い内容が書かれていて必見です。(寺島)
https://www.canada.ca/en/employment-social-development/programs/planned-accessibility-legislation/reports/consultations-what-we-learned.html#h2.1

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[福祉機器]アームバンド型のマウスコントローラー

 6Degrees Ltd.というイスラエルの企業は、上肢障害者のためのアームバンド型のマウスコントローラーを開発しました。この装置は、腕にはめて使います。体の動きを感知してブルートゥース経由で信号を送ります。タブレット、パソコンなどのカーソルをコントロールできますので、マウスを使わなくてもカーソルを移動させることができます。
 カーソル移動だけでなく、スイッチとしても使用可能なので、環境が整えば、テレビをつけたり、携帯電話を操作したりすることもできます。
 想定しているのは、脳卒中、麻痺、切断、手根管症候群などで上肢障害のある人です。
 まだ、販売はしていないそうです
 詳しくは、下のサイトをご覧ください。(寺島)
 http://www.6degrees.tech/

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